Girls planet 999 3話感想・ネタバレ① 〜始動篇〜

ファーストミッションでは国毎にグループを作りパフォーマンスを披露した候補者たち。3話にてついに日中韓合同チームでのサバイバルが始まります。

コネクトミッション、始動

コネクトミッションでは3つのセルを1組としてチームを作り、課題曲を披露。マスターの評価によってベネフィットを獲得できるチームが決定します。更に、3話からトップ9はGirls planetを象徴する紫のベストを着用。評価を得た人・得られなかった人が如実に可視化されます。

How You Like That(BLACKPIKチーム)

1チーム:チェユジン(L)・シェンシャオティン・ソヨンウン・ツァイビーン・メイ・川口ゆりな・シャイェン・イヨンギョン・稲葉ヴィヴィアン(Lがリーダー、黄色マーカーがトップ9)

9人中4人が紫ベストを着用したトップ9の一員。かつ、既にデビュー経験のあるユジンがいることから他のチームから羨望の眼差しを向けられていました。当然キリングパートの獲得争いも熾烈なものになるかと思われましたが、「1人ずつやれば(挑戦すれば)テレビにも映るよ〜」とヨンウンが天真爛漫に提案し、リーダーのユジンが「それならやらないと♪」とノリノリで乗っかるなど楽しそうな雰囲気も。結果、キリングパートはシャオティンに決定。

その後もパート決めは進むのですが、トップ9になれなかったメンバーは気後している様子。ヨンギョンが果敢に挑戦するも自信を無くしていく姿は見ていて胸が痛みます。アンタ自ら勇気を出して挑戦するってこと自体素晴らしいことなんだから自分を褒め称えなって心の中の大阪のおばちゃんが出てきそう。

2チーム:シムスンウン(L)・ユンジア・キムダヨン・安藤梨花・櫻井美羽・島望叶・チョウシンユー・ウータミー・ジエンツーリン

そんな1チームの対戦相手はシムスンウンをリーダーとする上記9名。相手チームの紫ベストの数に焦る姿を見せることもありましたが、リーダースンウンが明るくその場を盛り上げます。「このチームにはトップ9がいないけど、気後せずにチーム一丸となって頑張ろう」というダヨンの言葉もあり、和やかな空気になりました。

ダヨンちゃん。。03lineなのになんでそんなに人柄がいいんだ。。Kチームの一位としてトップ9に入れなかった悔しさを誰よりも感じているはずなのにチームのために振る舞えるなんて。。この頃から既に聖人君子。

FIESTA(IZ*ONE)

1チーム:カンイェソ・チェイェヨン・イソヌ・坂本ましろ(L)・久保玲奈・比屋定和・チェンシンウェイ・ファンシンチャオ・ポンインチー

このチームにはJチームからは久保玲奈、Kグループからはイソヌと2人のボーカル強者がいます。メインボーカルの座をかけ、2人のハイトーンボイスが練習室に響き渡ります。

2チーム:ソジミン・キムユビン・ヒュニンバヒエ・伊藤美優・坂本志菜穂・中村伽羅・シュイニエンツー・ワンチウル・リンシューユィン

一方2チームは「メインボーカルがいない」という最大の障壁にぶち当たります。FIESTAはただでさえ高音難易度が高い曲。重要なパートなだけに「高音が出せる人はいるか」という質問にほとんどのメンバーが顔を背け消極的な姿勢を見せます。また、FIESTA2チームは最後まで誰からも選ばれなかった候補者たちが集結したチームだったため、かなり自信を失っている状態でした。

そんな中、静かに手を上げる候補者が1人。そう、我らがサムライ伊藤美優です。(めちゃくちゃ無表情で手を上げてるの感情読めなくて面白い。)ビジュアルだけでいうとTHE・日本の女のコという感じで、この場面でまさか自ら手を挙げるとは思いませんでした。いい意味で期待を裏切ってくるいとみゆ。いとみゆしか勝たん。

すると伊藤美優の挙手に背中を押されたのか、ワンチウルもメインボーカルへ挙手。挑戦の結果、2人とも思うように高音を出すことはできませんでしたが、伊藤美優に決定。2人とも挑戦する心が偉いよ、尊い。

YES or YES(TWICE)

1チーム:キムヘリム(L)・ホジウォン・キムチェヒョン・山内若杏名・桑原彩菜・大熊季・リーイマン・ジアイ・マーユーリン

Kグループのヘリムとジウォンがリードしてパート決めを進めるものの、他のメンバーがなかなか話に入っていけない状態に。更にキリングパートを獲得したジウォンがボーカル1、2、3を希望しチームに動揺が見られました。話し合いが出来ないままメンバーのパートをヘリムとジウォンで推薦して進め、どんどん空気が重くなる中、チェヒョンが意を決して口を開きます。「ジウォンオンニには申し訳ないけど、パート毎に秒数が書かれていてキリングパートとボーカル3を一緒に担当すると50秒を超える。もう少しバランス良くパートを決めたい」との提案をジウォンも受け入れ、パート決めが進行していきます。

いやー、あの空気で大切なことを有耶無耶にせず提案できたチェヒョンすごい。

2チーム:キムドア・キムセイン・イチェユン・岸田莉里花・新井理沙子・岡崎百々子・ウェンヂャ・シュイズーイン(L)・リョンチェクイン

こちらのチームは1チームとは対照的にすんなりとキリングパートがキムドアに決定。「私がキリングパートになったから、ボーカル8をやりたい。ボーカル8は秒数が少ないから、キリングパートで分量がある私がやれば全員がバランスよく目立てる」とキムドア自ら提案するなど、素敵な配慮を見せます。一瞬驚いた顔のメンバー。そりゃそうよ。キリングパートでもメインのパートをやりたがるのがサバイバル番組では多く見られるケース。元々雰囲気の良かった2チームですが、キムドアの気遣いに全員の顔が綻びました。多分私が2チームのメンバーだったら優しさに泣いてる。

どうしたらこのメンバーで最善のパフォーマンスができるか。その考えを全員が共通して持てていたチームだと思います。話し合いも活発に進み、無事にパート分けは終了。リーダーのズーインも「今から不満を持っていたら上手くいかない。みんなの意見を聞きたかった」とのちに話しており、チームワークとはどういうものかを体現したチームに感じられました。

五番目の季節(OH MY GIRL)

1チーム:キムボラ(L)・イヘウォン・リュシウォン・永井愛美・早瀬華・寺崎日菜・ヂャンジン・ジャンルォフェイ・リャンジャオ

このチームのリーダーは満場一致でキムボラに決定。まだまだ一緒に過ごし始めて序盤なのに自国以外の推薦がここまで集まるキムボラ何者。。と思っていたら後に聖母マリアだったことが判明します。その話はまた後ほど。「リーダーっぽい顔です」って言われてたのが個人的にはウケました。

メインボーカルもキムボラに決定。探索戦でマスターから絶賛されたこともあり、全員がその実力を認めているようです。

2チーム:イナヨン(L)・チョンミン・チョハウン・林楓子・沖楓花・菅野美優・ツゥイウェンメイシウ・ホースーチン・リャンチャオ

盛り上がる1チームを尻目に雰囲気が重い2チーム。おとなしい性格の子が多いのか、お互いに遠慮しあっています。リーダーを決める際にも多くが目を逸らし、誰も名乗り出ません。結局空気を読んだイナヨンがリーダーに名乗りをあげました。誰もやりたがらないからしょうがなく名乗り出たのは明白なのに、「リーダーやりたい!」とポジティブな言葉で張り詰めた空気を和らげました。大人だ。。

ミッションで良いパフォーマンスを届けられなければ、そしてベネフィットを獲得できなければ生存の確率は大きく下がります。みんなの生存を懸けたステージでリーダーの重責を担うのはかなりのプレッシャーです。

そんな中、メインボーカルを決める際にも全員が目を伏せる事態に。「イナヨンオンニにやってほしい」との推薦を受け、結局こちらもイナヨンが務めることに。探索戦で高音をミスしたことから自信を失っていたナヨンに、かなり厳しい選択を強いたなという印象でした。「じゃあ私がメインボーカルやります」と口調は少しおどけているものの表情に不安を隠しきれないナヨン。見てるだけで辛い。。

The Eve(EXO)

チョンジユン・ユダヨン・キムスヨン・野中紗奈・江崎ひかる・神藏令・スールイチー・フーヤーニン(L)・シュイルォウェイ

同じ課題曲での対抗戦でなく、それぞれが別に男性グループの課題曲を披露するEBSチーム。その中でも他2チームから恐れられていたのがThe Eve、前夜チームです。戦う前から「前夜が勝つ」「私たちは負けちゃいそうです」と言わしめるほど。

実力者が多い前夜チームで、リーダーに名乗りをあげたのは探索戦にて強烈なインパクトを残したフーヤーニン。メガネを1人だけグラサンかのように頭にかけているのがすごくつっこみたくなりました(可愛い)(可愛いしか言わない)

最初は「お〜」という何気ないリアクションでしたが、ヤーニンが名乗りを上げた理由に「私が最年長だから」と年齢を出した瞬間に空気が凍てつきました。ステージ上では完璧な表情管理を見せる実力者たちがこの時ばかりは感情が顔に出てしまっていたの、面白かったですね。

「25歳よ(照れ)」と少し恥ずかしそうにヤーニンが言うと、なるほど〜〜と言う顔で頷く一同。リアクションがみんな一緒で可愛い。

そして熾烈を極めたキリングパート争奪戦。なんと9人中8人が名乗りを上げました。コネクトミッションでは最多の希望者!結果はスールイチーが3票を獲得しキリングパートに。「自分がこの曲を選んだ理由はこのパートだ」と言っていたダヨンはかなり悔しそうでしたね。その後もダヨンは自分の希望するパートに挑戦するも得られませんでした。

ベネフィットを狙うチームとしては実力者がいることは心強いけれど、パートを争う相手として見ると強力なライバルになってしまう。自分で選んだチームだけに多くの葛藤を持っているようでした。

Pretty U(SEVENTEEN)

グインマヤ・キムイェウン・イユンジ(L)・村上結愛・嘉味元琴音・池間琉杏・リウシーチー・グーイージョウ・ヤンズーグァ

前夜チームを前に弱気になってはいるものの、和気藹々としてエネルギッシュなPretty Uチーム。「私たちは爽やかでエネルギッシュな魅力で魅了します」と自分達のストロングポイントを自覚して他所は他所、うちはうちと、良い意味で切り離して集中できているところが素敵です。

また、他チームでは消極的な姿勢が多かったJグループの候補者も自らキリングパートをやりたいと手を上げていて驚きました。琴音ちゃんはかっこいいイメージが強かったのでめちゃくちゃ可愛いに振り切ってキリングパート披露してたのを見て心臓撃ち抜かれた。。グインマヤを「ウリマンネ〜〜〜!!」と可愛がる姿も微笑ましい。

MIC Drop(BTS)

チェへリン・アンジョンミン・ハンダナ(L)・北島由菜・藤本彩花・荒武凛香・リンチェンハン・リウユーハン・ワンヤーラ

エネルギッシュなPretty Uから一転、Mic Dropチームはまるでお通夜のような雰囲気。「幸せから遠のいている気がする」と口にするほど。彼女たちが披露する曲はかなりの高難易度で、自信を失っていました。

全員が途方に暮れる中、ハンダナのリードで練習を開始します。しかし、おぼつかないステップ。合わないリズム。整わない導線。元々重苦しかった雰囲気が加速していきます。