Girls planet 999 1話感想・ネタバレ

2021年9月27日

Girls planet 999 とは

Girls planet 999(以下ガルプラ)は上述した通りMnet主催のアイドルオーディション番組です。応募総数約1万3000人の中から選出された各地域33人、合計99人が限られたデビューの席をかけてパフォーマンスを披露します。

番組が始まるまではプデュシリーズと同じ感じかな〜と思っていましたが、どうやら今回は少しコンセプトが違う様子。。大きな違いとしてはふたつですかね。

一つ目は参加国・各国毎の参加者の人数が決まっていること。

今までの韓国サバイバル番組では圧倒的大多数を占める本国、韓国勢の中に数人他国籍の参加者がいる程度で、「韓国のグループ」であることが根底にありました。それが今回韓国(K)、日本(J)、中国(C)より33人ずつが参加する形となり、国による人数構成に差がなくなったのです。Mnet、これは本気でグローバルを獲りにきているかもしれない。

二つ目はKJC各グループより一人ずつが選ばれ、三人1組とされた「セル」での運命共同体制。

今まではミッション毎でベネフィットをかけてグループとして協力することはあれど、生き残れるか否かは個人の実力と人気で図られるものでした。しかし今回はセルとして多くの票を獲得する必要があり、「自分で努力して上手くやれば生き残れる」という大前提が覆されたのです。

少女たちの出会い

探索戦のステージに入場する前に、候補者たちは各セルのメンバーと合流します。このセルは候補者たちの「共通点」を元に構成されており、「体が柔らかい」「オールラウンダー」「マンネ」など自分たちに通ずるキーワードを基に国籍も言語も違う候補者たちが出会います。

個人的に面白かったのは「クレヨンしんちゃんのモノマネが得意」セル。クレヨンしんちゃんって世界共通なんか。。それぞれ妙にクオリティ高いのがツボでした。

そして印象深かったのは「元JYPの練習生」セルです。元々同じ事務所でデビューに向けて準備を続けていた練習生たちが、一度その道から離れてもまた同じ夢の元再会するシーンには心が動かされます。(親心勝手に沸いちゃうオバサン)

ファーストミッション:探索戦がスタート!

共通点を基に出会った少女たち。会場が和やかな雰囲気に包まれている中、突如セルによる運命共同体制、そして探索戦を経てセルは継続することも、再結成することもできると告げられます。ファーストミッションである探索戦でマスターたちによって評価されたTOP9にはセルを編成する優先権が与えられるとのこと。

自分の評価だけでなく、同じセルのメンバーの実力や人気が生存競争に大きく影響すると知ったメンバーたちは一気にざわつきます。(そりゃそうよ。。自信がない子からしたらセルを組みたくないと思われないか不安になるし、上手な子からしたら下手な子と組んで自分の生存率まで下げたくないもの。。)

探索戦のパフォーマンスと共にシグナルソングで評価された各国での順位が発表されるとあり、重い雰囲気の中探索戦がスタート。個人的に探索戦で惹かれたのは三組。

①ソヨンウン・ユンジアの英雄コンビ(Kグループ)

ヨンウンちゃん、パフォーマンス前はニコニコと明るくて可愛い女の子だなと思っていたけど、曲が始まった瞬間に豹変。ダンスでも目線の使い方でもオーディエンスを挑発しまくり。さっきまでの可愛い子どこ?!!00:47~00:55、01:07~01:11のヨンウンちゃんのパフォーマンスが好きすぎる。

ユンジアはヨンウンちゃんと比べ少しおとなしいタイプなのかな?と思いましたが、パフォーマンスが始まるとやはりこちらもキレキレ。鬼イケメン。曲前半は緊張からか少し硬く見えましたが、後半は存分にイケ散らかしてくださっていて無事に沼に落ちました。00:27~00:29、01:15~01:17の顎クイ(?)は文化財として保護してもらえるよう早急に国に働きかけようと思います。

この二人のパフォーマンスにはマスターたちも終始関心を見せ、無事に二人ともTOP9候補に選ばれます。

②江崎ひかる・野仲紗奈・嘉味元琴音・神藏令のブンバヤチーム(Jグループ)

https://youtube.com/watch?v=CUqFXpMoxoA

この曲はプロデュース48にて、スキル評価の下位クラスが多くその中の三人はスキル的に韓国とかなり差があるとされるAKBメンバーだったブンバヤ二班が披露した伝説の曲です。チームとしてのスキルレベルはお世辞にも高いと言えない状態で高難度の曲に当たってしまい、チョウォン・へウォンが必死にAKBメンバーを引っ張り、本番ではなんと勝利を納めました。

一方で、当時ブンバヤを披露した日本人メンバーのスキルレベル・プロ意識の低さはかなり印象深く残っていたようで、この曲をJグループが披露するとわかった瞬間多くの他国メンバーは「なんでこの曲を??」「ヘルバヤ・・(地獄のブンバヤ)」とかなり驚いている様子。でもこの曲を披露する上でのJグループメンバーの意気込みが素晴らしいんですよね。

あのプロデュース48で日本メンバーのパフォーマンスに対する評価としてネガティブな印象を残した曲だからこそ「この曲を披露することで日本(のパフォーマンスレベル)への偏見をなくしたい。日本のプライドを見せる」と江崎ひかるちゃんが語ってくれました。

「なんでこの難易度の曲を?」「まともに披露できるのか?」

そんな心の声が聞こえてくるような会場の雰囲気の中、曲の開始直後1秒で完璧にステージを支配したJチーム。ひかるちゃんに関してはもう目で殺しに来てるのよ。

マスターも他の候補者も、最初の動作だけで引き込まれ声をあげます。それにしてもこの4人はスキルレベルも高い水準で統一されてて、見ていて一切の不安感がないのがすごい。過去のシリーズも含め日本人メンバーは動きがゆるっとしているというか、一つ一つの動作が遅いせいで全体的にもったりして見えてキレのあるパフォーマンスが難しい印象だったけれど、この4人はキレッキレ。細部にこだわって練習したんだなあ絶対。。シルエットですらかっこいい。

そして野中紗奈ちゃんの声の伸びが素晴らしい。(01:00~01:10)ハイトーンを地声で出さなきゃいけない難しい箇所を難なくこなす。デビュー7年目のユジンオンニですらこのリアクション。(「ワオ」って声に出てるの可愛い)

01:33の琴音ちゃんの「AH〜」もJグループのレベルを見誤ってた人たちに対する当てつけかのようで最高。あんたが優勝。01:48~01:59の「RAMBO」は皆さん十回は見返していることでしょう。いやあ、ひかるちゃん表情管理が圧倒的に上手い。

最後まで集中力を切らすことなくパフォーマンスを終えた4人には全員から惜しみのない拍手が。野中紗奈、江崎ひかるの二名がTOP9候補となりました。

③ウェンヂャ・ヂャンジン・フーヤーニン・ジアイ・ツァイビーンのHELICOPTERチーム(Cグループ)

このグループはパフォーマンス自体よりも、パフォーマンス前のマイクパフォーマンスで記憶に残っている人が多いのではないでしょうか。そうです、披露する曲の原作メンバーユジンも候補者として参加している中、リーダーのヤーニンがマスターからユジンに対してコメントを求められたあの事件です。

コメントを求められたヤーニンがWe go up HELICOPTER 〜♪(私たちは上がっていく)と曲の一節を披露する、そこまではいいんです。しかしその後、ユジンを指差して「But you don’t(でもあんたは違う)」と強烈な一撃を食らわせてしまいます。これにはマスター陣も眉を顰め、候補者たちは息を呑む展開に。パフォーマンスももちろんかっこいいのですが、このインパクトは強すぎましたね。。あれだけ強烈なことを言われたにも関わらず、5人のパフォーマンスを頷きながら見守るユジンオンニ。好きです。

この一件はかなりSNSでも炎上し、礼儀がないとヤーニンを批判する人もいればこれはエムネの悪編だと言う人もいます。これに関して私は、悪編(わざと視聴者からヘイトを食らうようなことを強制した)のであれば製作側がただただひたすらに最悪だと思いますが、本人が自らやったとしてもちょっと不器用さんだったねえ〜、、くらいに思っています。

事実、パフォーマンス後にヤーニンは「これから曲を披露するメンバーのために、リーダーとして鼓舞したかった」と語っています。また、この曲は「私は上に行く」と宣言するパワフルかつ挑戦的な曲です。あのような強気な態度をとることで、これから披露する曲の世界観を壊さないようにしたのではないかと思っています。披露前に「絶対に笑っちゃダメだよ」「コンセプト大事」と念入りに準備をしてたからこそ。リーダーとして、パフォーマンスのプロとしての考えだったのかなあと思っています。